

昨年末から、広告効果を計測するためのサーバアプリケーションを開発中です。
私たちのアプリを設計方針を定めるために、現在利用できる広告効果計測サービスの機能を分析しました。その結果、ユーザビリティとコストを重視した開発を行っています。
1.ユーザビリティの向上
既存のツール調査をおこなったところ、詳細な情報を取り扱える反面、数値分析の専門家ではない一般的なウェブマスターにとって難解なツールばかりでした。
マーケティングの専門家を雇えるような大規模ECサイトでは、詳細な数値データが必要でしょうが、大多数を占める中規模程度のECサイトでは詳細なデータを分析する余裕がないのが現状です。なぜなら、中規模ECサイトでは一人のウェブマスターが他の仕事を兼ねながら運営しているため、時間、資金などの余裕がないのです。
成果を計測する目的は、広告費用対効果を向上させることです。詳細なデータがほしいわけではありません。費用対効果の良いメディアには広告費を増額し、逆に悪いメディアの広告費を削減する作業を手間無く実現したいのです。
2.低コスト化
既存のサービスは利用料が高すぎます。
例えば、パケットキャプチャリング型の測定では導入にソフトウェアライセンスと機器費用で50万円以上必要ですし、ASPで提供されているサービスでは従量課金制である程度利用すると月額10万円を超えます。(相場は1PVあたり0.6円でした。サイト内PVから見た成果率を0.001%とすると1成果獲得に掛かる計測コストは600円です。)
計測のコストが高い要因は、100%の計測を達成するために、計測サーバのハードウェアおよび回線コストがかかっています。しかし、極端な話をすれば、広告成果の計測は100%でなくてもかまいません。メディアごとの費用対効果の傾向がつかめればよいのです。商品をひとつ販売するコストが120円だったのか121円だったのかということが知りたいのではなく、Google AdWordsでは100円、A8のアフィリエイトでは400円、ジャネットでは1000円・・・という違いが知りたいのです。
私たちの計測アプリは、多少データに取りこぼしがあっても、導入コストがかからず、運用コストも安くなるように設計の方針を定めました。
4月にはクローズドβにむけて、今後も情報を公開していきます。
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